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松下電送システム、インターネットFAX「SP-200」

 松下電送システムは、インターネットFAX「SP-200」を発表した。通常の電話回線によるFAXの電送のほか、イーサネットポートからインターネット経由で画像のやりとりをする機能を持つ。8月20日に発売され、標準価格は32万8000円。

 「SP-200」はレーザープリンタを内蔵し、普通紙印字が可能なFAX。送信サイズはB5~B4、受信用紙はA4に対応している。インターネットFAXとしてはTTCが定めた「W-NET FAX」の相互通信試験をクリアし、LAN内のインターネットFAXと直接相互通信、SMTP、POP3に対応してメールサーバー経由で外部のインターネットFAXとのやりとりができる。パスワードを暗号化するAPOP、不正利用対策が施された送信サーバーに有効なSMTP AUTH、POP before SMTPにも対応している。

 インターネットFAX以外への送信も、TIFF形式もしくはPDF形式でイメージが添付されるため、パソコンに対しても送信が可能。また、手書きのメッセージをSP-200からパソコンに画像としてメール送信することもできる。

 受信側の機能としては、インターネット、電話回線を問わず受信したイメージをあらかじめ指定したメールアドレスに転送することができ、席を立たずに、自分のパソコンの画面でFAXの受信内容を確認することも可能だ。

 そのほかの機能としては、毎分6枚の印刷ができる解像度600dpiのネットワークプリンタとして使用したり、400dpiの解像度を持つネットワークスキャナーとしても利用できる。

 本体には宛先となるメールアドレスの入力を容易にするため、通常のキーボードと同じQWERTY配列のボタンを搭載した。サイズは標準状態で370×474×375mm(幅×奥×高)、重さは9kg。LANインターフェイスとして10BASE-T/100BASE-TXを装備。通常のファクス機能では電話回線、専用回線、PBX構内回線をサポートし、A4を3秒で電送できるスーパーG3規格に対応している。


□ニュースリリース
http://www.mgcs.panasonic.co.jp/newsrelease/2002/0723.html
□松下電送システム
http://www.mgcs.panasonic.co.jp/

正田拓也
2002/07/23 19:43

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