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マイクロ総研、実効スループット94Mbpsの「SuperOPT90」などルータ2機種

NetGenesis SuperOPT90
NetGenesis SuperOPT70

 マイクロ総合研究所は、CPUに日立のSH-4を搭載し、動作クロック240MHzで実効スループット94Mbpsのルータ「NetGenesis SuperOPT90」と、200MHzで動作しスループット72Mbpsの「NetGenesis SuperOPT70」の2機種を発表した。いずれも8月中旬発売で、価格はオープンプライスだが、同社の直販サイト「MRダイレクト」では「SuperOPT90」が1万9800円、「SuperOPT70」が1万5800円で販売される。

 発表された2機種は、従来から販売されている「SuperOPT50」の167MHzの動作クロックを高め、さらに高速なスループット性能を持たせたもの。マイクロ総研によれば、「SuperOPT90」のスループットはFTP転送による実測値では97Mbps、テストパターン計測では98Mbps、PPPoE利用時では67Mbpsを記録したという。また、「SuperOPT70」は、FTP転送で72Mbps、テストパターン計測では97Mbps、PPPoE利用時では58Mbpsの通信速度を得たとしている。

 ルータの機能では、WAN側にPPPoEクライアント、DHCPクライアント、LAN側にはDHCPサーバー機能を搭載し、NAT+IPマスカレードとIPフィルタリング機能といった基本的な機能はすべてサポートする。また、複数のIPアドレスが割り振られるサービスに対応したUnnumbered機能、サーバー公開やネットワークゲームのプレイに適した静的IPマスカレード機能、DMZホスト機能も備えた。そのほか、SYSLOGホストへのログ出力をサポートし、時刻情報を転送するSNTPサーバー・クライアント機能も搭載する。

 本体のインターフェイスは2機種とも同様で、WAN側に10BASE-T/100BASE-TXを1ポート。LAN側にはスイッチングハブを搭載し、クロスとストレートを自動的に切り替えるAUTO MDI/MDI-X機能を持つ10BASE-T/100BASE-TXポートを4つ搭載した。

 なお、2機種の外見はほぼ同一の色違い。「SuperOPT90」が黒、「SuperOPT70」が白い筐体で、縦置きにも対応できるようにスタンドが付属する。サイズはいずれも64×144×163mm(幅×奥×高)で、重さは350gとなっている。


□ニュースリリース
http://www.mrl.co.jp/news/release/pr_mr-nwgop7090.htm
□スループット測定環境(SuperOPT90)
http://www.mrl.co.jp/catalog/nw/throughput/throughput-opt90.htm
□スループット測定環境(SuperOPT70)
http://www.mrl.co.jp/catalog/nw/throughput/throughput-opt70.htm
□マイクロ総合研究所
http://www.mrl.co.jp/

正田拓也
2002/07/24 20:59

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