ヤマハは、ブロードバンドルータ「RTW65i」「RTA54i」「RTA55i」に付属の接続・切断ユーティリティ「RTAssist」をバージョンアップした。従来バージョンの不具合を修正したもので、同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
新しく公開されたバージョンは「Ver 2.14」で、3つの不具合が解消された。ブロードバンド回線接続中にRTAssistを起動するとメモリアクセス違反と表示されてプログラムが異常終了する、キープアライブを設定しておくとツールで切断しても再度接続してしまうという不具合を修正。また、Windows XP/2000で使用した場合にツールを起動したままスタンバイ状態にすると復旧後はルータにアクセスできない問題に対応した。
またそのほかの変更箇所として、ルータの「監視時間」の項目に範囲外の値や文字を入れるとエラー表示が3回表示されていたが、それを1回に変更した。
「RTAssist」は「RTW65i」「RTA54i」「RTA55i」用の専用ユーティリティで、これを用いることで、回線の接続・切断をパソコン側で手動で行なうことができる。また、ルータ内部設定や通信記録を保存する機能も持つ。
□ユーティリティダウンロードページ
http://www.rtpro.yamaha.co.jp/RTA55i/utility.html#rtassist
□ネットボランチ
http://netvolante.rtpro.yamaha.co.jp/
□ヤマハ
http://www.yamaha.co.jp/
(正田拓也)
2002/07/24 14:16
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