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SCN、2002年度第1四半期の営業利益は1億9100万円

代表取締役 山本泉二氏

 So-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)は、2002年第1四半期の業績を発表した。それによると、売上は前年同期比28.2%増の96億5600万円、営業利益は1億9100万円、経常利益は1億2200万円、当期純損失は8000万円を計上した。2002年6月末現在の会員数は、前年同期比58万人増の227万人、そのうち、ADSLやFTTHといったブロードバンド利用の会員は全会員の12%にあたる27万人となった。

 業績説明会では、同社の代表取締役兼執行役員社長(CEO)の山本泉二氏が説明に立った。まず、接続サービスの比率はアッカ・ネットワークスのADSL回線などのホールセールタイプが伸び、それに伴ってダイヤルアップより客単価が上昇し、売上増加に貢献しているとした。新サービスでは、4月から始まったファミリーパック、5月から東京電力のFTTHへの対応、7月からはNTT東日本のMフレッツとNTT西日本のフレッツ・スポットのサービス開始などがあり、連携して拡販に力を入れる考えを示した。

 収支面では、ADSL接続会員の増加などによりコールセンターの委託費用が増大したことと、ジャストネットの吸収により人件費が増大した。その一方で会員の増加や子会社の採算改善、広告宣伝や販売促進費の抑制により、1億9100万円という営業利益の黒字化を達成したという。

 分野別の売上は、接続サービスで81億1700万円、インターネット関連サービスは11億5000万円、商品販売は3億8900万円となった。接続サービスは順調な伸びを示しているが、インターネット関連サービスは前年同期と比較して3400万円減少した。その理由は、PostPetが新バージョンの登場前ということで伸び悩んだことが挙げられ、11月に新バージョンの「PostPetV3」(Windows版とMac版ともに3980円)が登場することで、売上が期待できるという。商品販売では「PlayStation BB Unit」やADSLモデムの販売が売上増加に貢献しているとした。

 さらに、山本氏はプロバイダー同士の再編に触れ「この業界はプレーヤーが多すぎる」としてプロバイダーの統合が起こる可能性があることを示唆した。また、協議があった@niftyについては「どうしても@niftyをとりたいということではない」と合併にそれほど積極的でなかったことを明らかにした。また、今後については一般論と前置きした上で「いいと思えば、いつでも一緒に」と他社との協業に柔軟な姿勢も見せた。

 今後のSo-netとしての事業展開では、12MタイプのADSLに対応していくとともに、山本氏は「そろそろ光も動き始めてくる」として、FTTHの普及が加速するという意見を述べ、新しいサービスが登場したときには、積極的に対応していくとした。


□So-net
http://www.so-net.ne.jp/

正田拓也
2002/07/24 20:08

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