SnapGear LITE

SnapGear SOHO+

　住友金属システムソリューションズは、セキュリティ機器の「SnapGear」シリーズ5種を7月29日から販売開始する。インターネットVPN、ファイアウォール、ブロードバンドルータを一つにまとめたもので、標準価格は5万8000円～19万8000円。

　発表された製品は「SnapGear LITE」（5万8000円）、「SnapGear LITE+」（6万9800円）、「SnapGear SOHO+」（9万9800円）、「SnapGear PRO」（12万8000円）、「SnapGear PRO+」（19万8000円）の5機種。サポートするVPNの方式はIPSecのほかにPPTPにも対応しているため、Windowsに標準装備されるPPTPクライアントでSnapGearにVPN接続ができる。

　また、この製品は通常のブロードバンドルータとしても十分な機能を搭載しており、PPPoEクライアント、NAT＋IPマスカレード、ステートフル・パケット・インスペクション方式のファイアウォールなどの機能を備えた。Webブラウザを使った本体設定も可能となっているが、上級者向けにTelnetやシリアルポートによる本体設定も可能だ。

　WAN-LAN間のスループットは「SnapGear PRO+」が18Mbps、他の4機種は7Mpbs。「SnapGear PRO」以上の機種ではIPSecのアクセラレータを搭載してVPN時のスループットを高めたほか、「SnapGear SOHO+」以上ではRADIUSに対応し、「SnapGear PRO+」はRAS接続用のモデムを内蔵した。なお、インターフェイスは「SnapGear PRO+」のみWAN側に10BASE-T/100BASE-TXを装備した。

□ニュースリリース
http://www.smisoft.com/press/a207_sg.html
□住友金属システムソリューションズ
http://www.smisoft.com/

（正田拓也）
2002/07/25 20:21