北海道でデータセンターを運営するデジタルファンデーションズは、北海道のインターネット環境について高速化・広帯域化を図る「exa（エクサ）プロジェクト）」を発足した。

　このプロジェクトは、アイ・エス・ティ北海道、北海道総合通信網（HOTnet）、エクストリーム ネットワークス、ネクストコムと5社共同で行なわれる。プロジェクトの第1弾となる実証実験として、7月26日からデジタルファンデーションズ、アイ・エス・ティ北海道、HOTnetの拠点を光ファイバを用いた10Gbitイーサネットで接続し、動画コンテンツの配信実験を行なうという。

　この実験はあくまで10Gbitのネットワークを実証するものであり、モニター募集などは行なわれない。動画コンテンツは配信帯域が40～50Mbps程度のものを複数同時に配信し、ネットワーク環境の実証を行なう。提携企業にはSo-netを運営するソニーコミュニケーションネットワーク、スクウェア、東芝、リネージュなどが名を連ねており、それぞれ実験の検証用に動画コンテンツを提供、倉木麻衣のライブ映像なども配信されるという。

□ニュースリリース
http://www.d-foundations.co.jp/news/exa_20020723.pdf
□デジタルファンデーションズ
http://www.d-foundations.co.jp/
□アイ・エス・ティ北海道
http://www.ist-hokkaido.co.jp/
□北海道総合通信網
http://www.hotnet.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/07/26 15:59