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ECR、2002年内に公共エリアでの無線LAN利用者は62万人と予測

 インターネット関連の市場調査を行なうイーシー・リサーチ(ECR)は、ワイヤレスブロードバンドインターネット市場の調査結果を発表した。ファーストフード店や駅といった公共エリアで無線LANを利用するユーザー数は2002年以内に62万人に達するという。

 本調査によれば、2002年の個人、法人を含めたブロードバンドサービスの契約数は909万回線に達する見込み。また、無線LANを利用するユーザー数は215万人になるという。これについてECRは、無線LAN機器の低価格化や、無線LAN機能を標準搭載したパソコンなどが増加しているためだとしている。

 公共エリアでの無線LANサービスは、7月10日時点では651カ所であるが、2002年末には10倍近い6120カ所まで広がるという。これに伴い、公共エリアでの無線LANサービスを利用するユーザー数も2002年末までに62万人に達するとECRは見ている。このユーザー数は無線LAN機器を所有するユーザー数と公共エリアでの無線LANサービスを行なうエリア数、ユーザーのアンケートから算出されており、実際に公共エリアの無線LANサービスを利用しているユーザー数とは異なる。

 2003年のブロードバンド市場は依然ADSLが牽引し、1446万回線に達するという。無線LANユーザー数も654万8000人となり、公共エリアでの無線LANサービス利用者数も235万人に達するECRは見ている。2006年はさらに著しい伸びを示し、ブロードバンド契約数は3135万4000回線、無線LANユーザーは2972万5000人、公共エリアでの無線LANサービス利用者数は1041万8000人になると見込んでいる。


□イーシー・リサーチ
http://www.ec-r.co.jp/

甲斐祐樹
2002/07/31 12:31

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