日本ネットワークアソシエイツは、ウイルス対策ソフトであるMcAfee製品について、国内の大学向けのライセンス「キャンパスライセンス」を開始する。このライセンス契約では、学内だけでなく、教職員や学生が個人で所有するパソコンについてもMcAfee製品を利用できる。

　従来、McAfeeのライセンス範囲は契約者が所有するパソコンに限定されており、学内のパソコンでのみ利用することができた。キャンパスライセンスを利用することで、学内のみならず個人所有のパソコンでもMcAfee製品を利用することが可能になり、学外から学内へアクセスを行なう個人のパソコンにおいてもウイルス対策を講じることが可能となる。また、学校や学部単位で契約が可能になるため、学生や教職員の人数を把握するといった管理の手間も削減することができるという。

　ライセンス料金は、ライセンス数が1000～2万の場合で1ライセンスあたり1530円～710円。最低契約数は100ライセンスからで、対象製品はWindows用の「VirusScan」、Macintosh用の「VirusScan for Macintosh」、クライアント・サーバー用の「VirusScan/NetShield Suite」、クライアント・サーバー用に統合管理ソリューション製品がついた「AVS　Suite」の4製品。契約の際には文部科学省に提出している学生・教職員の人数を証明する書類のコピーが必要となる。

□ニュースリリース
http://www.nai.com/japan/mcafee/campas_avs.asp
□日本ネットワークアソシエイツ
http://www.nai.com/japan/

（甲斐祐樹）
2002/07/31 19:52