総務省は、6月末現在のインターネット接続サービス利用者数の推移を発表した。DSL、CATV、FTTHなどのブロードバンド回線が順調に加入数を伸ばし、ADSL、CATV、FTTHの合計約500万加入にとなった。
6月末時点でのDSL加入者はすでに発表されているとおり330万926加入。FTTHサービスは前月より1万7670件増えて6万8600加入、CATVは5.9万件増加して162万6000加入となった。ADSL、CATV、FTTHのブロードバンド回線を合計すると499万5526加入となる。
その一方でダイヤルアップによるインターネット接続サービス利用者数は減少に転じ、2160万5000加入となった。4月末から5月末までにかけては17万9000件増加し、ピーク時の5月末は2300万加入だったが、6月末は減少に転じ、139万5000件の減少となった。
【UPDATE】 その後、総務省によりダイヤルアップ加入者の数値がさかのぼって修正された。6月末は2160万5000加入に修正はないが、5月末は2144万5000加入、4月末は2131万8000加入と修正され、ダイヤルアップ加入者についても毎月増加していることとなった。
□インターネット接続サービスの利用者数等の推移【平成14年6月末現在】
http://www.soumu.go.jp/s-news/2002/020731_6.html
□関連記事:総務省、6月のDSL加入者数を発表、前月の増加を下回る
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/09/soumu.htm
□関連記事:総務省、5月のインターネット接続サービス利用者数、FTTHが急速に普及
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/07/02/soumu.htm
□総務省
http://www.soumu.go.jp/
(正田拓也)
2002/08/02 14:29
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