京セラは、「METEOR」シリーズのルータ「KY-BR-CB100」「KY-BR-WL100」のUniversal Plug and Play（UPnP）対応ファームウェアを9月下旬に延期すると発表した。

　このファームウェアは、当初7月末に公開される予定が8月中旬の公開へと延期になっており、今回の発表によってさらに9月下旬まで公開が延びることになる。今回2度目の延期について京セラは、多くのユーザーから希望のあったマルチPPPoE接続のサポート、ファイアウォール機能のアップグレードをこのファームウェアに追加するためとしている。

　当初から予定されていた機能については変更点はなく、UPnPに対応、マルチNAT、SNMPのサポート、スループットの向上などが図られる。KY-BR-WL100のみMACアドレスフィルタリングに対応する点も変わらない。新ファームウェアでは加えてPPPoEの接続先を最大8カ所まで設定、同時に利用できるマルチPPPoE接続がサポートされ、クライアントフィルタリング機能の拡張、SPI（ステートフルパケットインスペクション）ファイアウォールといったファイアウォール機能のアップグレードも盛り込まれる予定だ。

□今後のファームウェアアップデート予定
http://www.kyocera.co.jp/METEOR/news/verup.html
□関連記事：京セラ、ルータ「METEOR」シリーズのUPnP対応は7月末予定
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/07/kyocera.htm
□METEOR
http://www.kyocera.co.jp/METEOR/
□京セラ
http://www.kyocera.co.jp/

（甲斐祐樹）
2002/08/13 14:28