ポータルサイト「goo」を運営するNTT-Xは、小学生のいる世帯の保護者を対象に「小学生のインターネット利用に関するアンケート調査」を実施した。集計結果によれば回答した44%の世帯でADSLが導入されているという。
このアンケートは7月2日から8月9日にかけて、小学生向けポータルサイト「キッズgoo」で実施された。有効回答者数822名のうち、男性は34%、女性が66%。年齢構成は30代がもっとも多く57%。ついで40代が39%だった。
家庭でのインターネット接続環境に関するアンケートでは44%がADSL、CATVインターネットは25%を占めた。光ファイバ3%とインターネット環境が配備済みのマンション1%を含めれば、実に73%の家庭へブロードバンド環境が配備されている計算になる。
その一方でナローバンド環境のユーザーは、アナログ回線が8%、ダイアルアップISDNが6%、定額制ISDNでは10%の家庭で利用されている。
1週間あたりのインターネット利用時間に関するアンケートでは「1時間以上2時間未満」の回答が23%ともっとも多かった。それに「30分以上1時間未満」「5時間以上」がともに18%ずつで続いた。
また実際のコンテンツ閲覧方法について、「父親もしくは母親と一緒」と答えたのは35%。残る65%はおもに子供1人で閲覧し、時々両親や兄弟姉妹と一緒という回答だった。
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「子どものインターネット利用時における両親の同伴閲覧割合」の結果(goo発表資料より引用) |
□ニュースリリース
http://www.goo.ne.jp/help/info/n_release/n_020820.html
□gooリサーチ
http://research.goo.ne.jp/
□goo
http://www.goo.ne.jp/
(森田 秀一)
2002/08/21 18:50
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