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ガートナー、無線LANの需要動向調査を発表

 ガートナー ジャパンは、企業内の個人を対象に実施した、無線LANの利用実態と需要動向調査の結果を発表した。「なんらかの形でオフィスに無線LAN環境が導入されている」と答えた人は、全体の44.5%に及んだ。

 この調査はガートナーが7月から8月にかけて、継続的に調査協力を依頼しているユーザー1300名のうち591名から得た回答を集計したもの。回答者はおもに企業の事業・IT戦略に影響力を持つユーザー層から構成されているという。

 無線LANの導入実態に関する設問のうち、もっとも多かった回答は「ある特定の部門で使える」の33.2%。「ほとんどのオフィス全体で使える」との回答も5.9%に上り、「会議室等、人が集まるところで使える」の5.4%とほぼ同率だった。

 また今後の無線LAN導入における傾向について、複数回答形式で回答を集めた。「会議室や接客室だけでも整備すべき」39.4%、「全社的に無線LANを整備すべき」34.3%、「ホットスポットでも使えるように整備すべき」33.3%、「必要に応じて部門単位で導入すべき」30.1%と、導入を要望する回答はいずれも30%以上だった。ただし「導入は時期尚早」との回答も24.2%ある。

 ホットスポットの設置希望場所に関するアンケートでは、1位が「新幹線」で177名からの回答を集め、続いて2位「コーヒーショップ、喫茶店」が129名だった。しかし3位「電車」、4位「飛行機内」と、交通機関内での設置を要望する回答が多かった。


□ガートナー ジャパン
http://www.gartner.co.jp/

森田 秀一
2002/09/05 12:33

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