NTT-MEは、同社のADSLモデム内蔵無線ルータ「MN7530」をUniversal Plug and Play(UPnP)に対応させる新ファームウェアを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
公開されたファームウェアのバージョンは「1.20」で、UPnPに対応してLAN側のパソコンからネットワークゲームなどの利用ができるほか、無線LANアクセスポイントのローミング機能、LAN側にある外部公開サーバのアクセスを容易にするIPループバック機能などを追加した。
ローミング機能は、複数のMN7530が設置されている環境で、無線LANカード「MN SS-LAN CARD/USB 11 HQ」を装着したパソコンが移動すると、自動的に近くにある「MN7530」と接続する機能だ。
また、IPループバック機能は、LAN側に設置される外部参照可能なサーバーなどに、LAN側からグローバルIPアドレスを指定してアクセスできる機能。ルータ内部でパケットを折り返すことで実現した。
□MN7530 ダウンロードサイト
http://www.ntt-me.co.jp/mn/mn7530/down_7530.html
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
(正田拓也)
2002/09/11 18:54
|