Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
【Click Here!】
米国同時多発テロに便乗したウイルスなど2種が発見される

 トレンドマイクロは9月11日、新たに発見された2種のウイルス「WORM_CHET.A」「JS_NIMDA.A」についての情報を公開した。いずれも危険度は「低」とされている。同社のウイルス対策製品では対応をすませており、パターンファイル347以降を適用することで感染を防止できる。

 「WORM_CHET.A」は、2001年に米国で勃発した同時多発テロについての記述がなされた英文メールの添付ファイルとしておもに感染を広げる。添付された「11september.exe 」(ファイル名末尾にスペースが入る)という名称のファイルを実行することで感染し、ウイルス自身のコピーをメールに添付して再送信する。

 「JS_NIMDA.A」は、すでに対応済みのウイルスの亜種。HTML文書内に組み込まれた不正なJavaScriptで構成されており、Webブラウザで表示すると感染する。感染した場合は「PE_NIMDA.A」ウイルスを含んだファイル「README.EML」を別のウインドウで開こうとする。


□WORM_CHET.A 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=WORM_CHET.A
□JS_NIMDA.A 詳細情報:
http://www.trendmicro.co.jp/vinfo/virusencyclo/default5.asp?VName=JS_NIMDA.A
□関連記事:感染力の強い新種のワーム「W32.Nimda.A@mm」に注意
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/09/19/nimda.htm
□トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/

森田 秀一
2002/09/11 15:06

Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2002 Impress Corporation All rights reserved.