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gooリサーチ、「6割がインターネット利用時にテレビをながら視聴」

 NTT-Xと三菱総合研究所が提供するgooリサーチは、日本広告主協会Web広告研究会とともに「メディアコミュニケーション力に関する調査」を実施し、その結果を発表した。インターネット広告と既存のマスメディアの連携について活用することを目的とした調査で、それによれば、常時接続が普及した現在では6割がインターネットはテレビを見ながら利用するとしている。

 この調査はgooが募った「gooリサーチモニター」を対象に7月29日から8月1日まで行なったもの。回答は1153名から寄せられ、調査対象者は、属性ごとの比率でみると男性が44.9%、女性が55.1%で、年代別では10代から50代以上までがほぼ均等に分布している。また、利用環境はADSL、フレッツ・ISDN、CATVなど常時接続が80%で、Webサイトへの接触状況は「毎日欠かさず数時間」が57.7%、「毎日接しているが長時間でない」が30.4%となるなど、インターネットのヘビーユーザーから多く回答が寄せらた。

 調査結果では、インターネット利用時に他のマスメディアを利用している経験についてはテレビが60.5%、ラジオが17.8%、雑誌が12.9%という結果となった。その一方で他のメディアを同時に利用せず、インターネットに集中していると答えたユーザーは29.6%となった。

 他のメディアとの相互アクセスでは、在来メディアからインターネットへの誘導が多く行なわれる結果となり、雑誌情報を見てインターネットにアクセスした経験のあるユーザーは68.1%、テレビからインターネットでは65.3%に上った。その逆は少なく、インターネットから雑誌は37.2%、インターネットからテレビは46.7%にとどまった。また、新聞からインターネットへの誘導は55.2%となるものの、インターネットから新聞は14.7%と一方通行性が目立つメディアもある。

 インターネット上の各広告への評価については「その商品・サービスを購入したくなった経験」について「よくある/ときどきある」と答えた比率はWebサイト上の広告で42.8%、電子メール広告では35.7%、モバイル広告では5.2%となり、Webサイト上の広告が有利という結果になった。


□ニュースリリース
http://www.goo.ne.jp/help/info/n_release/n_020918.html
□gooリサーチ
http://research.goo.ne.jp/
□日本広告主協会
http://www.jaa.or.jp/

正田拓也
2002/09/18 17:51

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