マイクロソフトは、Windows XPで初のメジャーアップデートモジュールとなるWindows XP Service Pack 1日本語版(SP1)を公開した。Windows Updateサイトなどから無償でダウンロードできる。
SP1には、従来公開されてきた修正モジュールがすべて含まれているほか、マイクロソフトが掲げる「信頼できるコンピューティング環境」への取り組みにより、Windows XPのソースコードをすべてチェックした成果も反映されているという。
また、SP1を適用することにより、Windows XPに標準搭載されているInternet Explorer、Windows Media Player、Windows Messenger、Outlook Express、Microsoft Java VMにアクセスするための表示(アイコンなど)をユーザーやパソコンメーカーが削除できるようになる。この措置は、2001年11月に米マイクロソフトと米国の司法省と9州との間で合意した独禁法訴訟の和解案に基づいて実施されたものだ。
なお、SP1のダウンロード方法は、Windows Updateなどで自動的に必要な部分だけダウンロードする方法と、全ファイルをまとめてダウンロードする方法がある。複数のWindows XP搭載パソコンがある場合などに便利な全ファイルダウンロード版の容量は134MBで、ダウンロードに必要な時間は1.5Mbpsの回線を使用した場合で11分かかるという。このほか、マイクロソフト サービスパック オーダーセンターからCD-ROMも有償で提供される。
□Windows Update
http://windowsupdate.microsoft.com/
□マイクロソフト Windows XP
http://www.microsoft.com/japan/windowsxp/
□マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(正田拓也)
2002/09/19 13:28
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