NTT東日本および西日本は、フレッツ・ADSLおよびBフレッツの同時接続セッション数の拡張を10月1日より実施する。これによりフレッツ・ADSLやBフレッツのニューファミリー/ファミリー100といったサービスでも最大2セッションまで同時に接続が可能。なお、NTT西日本では同時接続セッション数をさらに増やすことができる「フレッツ・プラス」も10月1日より実施する。
フレッツシリーズの同時接続セッション数は、Bフレッツのビジネスタイプが最大4セッション、ベーシックタイプが最大2セッションまで可能なほかは、すべて1セッションのみだった。NTT東西は10月1日にフレッツ・ADSL 1.5M/8M/モア、Bフレッツのファミリータイプ、ニューファミリー/ファミリー100タイプ、マンションタイプ、FWAタイプにおいて同時接続セッション数を2に変更する。これにより、1つの回線を使用し、異なる2つの端末からそれぞれ異なる接続先へ同時に接続する、1つの端末から2つの接続先へ同時に接続するといった利用法が可能になる。
セッション数の変更は10月1日に開始、現在サービスを提供しているすべてのエリアで利用できる。料金はNTT東西で異なり、NTT東日本の場合、初期費用は無料でNTT東日本への申し込みも必要ないが、NTT西日本では基本工事費1000円、交換機等工事費1000円の合計2000円が必要となる。月額費用についてはNTT東西ともに無料。なお、サービスの利用には同時接続セッションに対応したルータなどの機器が別途必要となる。
また、NTT西日本では10月1日に同時接続セッション数をさらに増やすことができる「フレッツ・プラス」を独自に開始する。フレッツ・プラスを利用することで、Bフレッツのビジネスタイプは最大20セッション、ベーシックタイプは最大10セッション、Bフレッツのファミリータイプ、ファミリー100タイプ、マンションタイプ、フレッツ・ADSLの1.5M/8M/モアは最大5セッションまで同時に接続が可能となる。
フレッツ・プラスの料金は初期費用が基本工事費1000円、交換機等工事費1000円の合計2000円、月額料金はBフレッツのビジネスタイプが1契約セッションにつき2000円、それ以外が1契約セッションにつき1000円。なお、同時接続セッション数の変更とフレッツ・プラスを同時に申し込んだ場合、基本工事費が共通となるため、初期費用は3000円となる。
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同時接続セッションイメージ図 |
□ニュースリリース
http://www.ntt-east.co.jp/release/0209/020924a.html(NTT東日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0209/020924.html(NTT西日本)
□NTT東日本
http://www.ntt-east.co.jp/
□NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/09/24 17:23
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