CEATEC JAPAN 2002において東芝は、自社開発のIEEE 802.11aに対応した無線LANチップを使った通信デモを行なった。無線LANカードを挿入したノートパソコンと無線LANカードを使ったアクセスポイントとの間で5GHz帯で接続した。
展示された機器に搭載される無線チップセットはテスト版となるVer.1.0で、出荷予定はないという。デモンストレーションでは、無線部分について未認可のため電波の発射はできず、無線出力を直結した形で通信実験が行なわれた。スペクトラムアナライザーも接続され、実際に出力された電波の周波数分布も確認できる。
このVer.1.0ではWEPも64bitしかサポートせず、パワーマネジメントも未サポート。今後、東芝ではVer.1.0をベースとし、128BitのWEPを装備、消費電力を抑えたVer.1.1を2002年度内に市場に投入するという。また、その後の2003年度には、IEEE 802.11a/11bの両方をサポートしたVer.2.0を投入する予定。Ver.2.0ではセキュリティ機能としてAESやTKIPにも対応し、インターフェイスにはCard Busのほか、MiniPCI/PCIもサポートするという。
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Card Busに対応したPCカードモジュールの試作品とアクセスポイント用の基板 |
手前のアクセスポイントと奥のノートパソコンとの通信実験。アンテナは使わず、無線出力を同軸ケーブルで直結している |
□CEATEC JAPAN 2002
http://www.ceatec.com/
□東芝
http://www.toshiba.co.jp/
(正田拓也)
2002/10/02 21:22
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