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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
「ブロードバンドスクール」コンソーシアム、推奨製品ガイドライン
「ブロードバンドスクール」モデルロゴマーク

 「ブロードバンドスクール」コンソーシアム(以下コンソーシアム)は、ブロードバンドに対応した学校で使用するパソコンや無線LAN機器、家庭学習用パソコンの推奨製品とハードウェア仕様を発表した。それによるとパソコンには動作クロック1GHz以上のCPUやWindows XPの搭載など、無線LANには128bit以上のWEP使用を求めている。

 コンソーシアムは、e-Japan2002プログラムが掲げる「教育の情報化・人材育成の強化」の実現に向け、ブロードバンドや無線LAN環境を整備した学校作りに協力するためのもの。マイクロソフトが設立し、パソコンメーカーや周辺機器メーカー、コンテンツホルダー、人材派遣・育成会社などのメンバーで構成される。

 推奨製品とされたのは、パソコンではNECのVersaProシリーズ(VA10J/RF、VA10JRX等)、ヒューレット・パッカードのhp EvoTM Notebook N1000vモデル。無線LAN製品ではアイ・オー・データ機器のIEEE 802.11aに対応したアクセスポイントの「WN-A54/BBR」、無線LANカードの「WN-A54/PCM」、IEEE 802.11bの無線LANカード「WN-B11/PCMH」。メルコではIEEE 802.11aにオプション対応できるアクセスポイント「WLM2-L11G」と11a対応の無線LANカード「WLI-CB-A54GP」、IEEE 802.11b対応の無線LANカード「WLI-PCM-L11GP」が挙げられた。

 また、導入ガイドラインとして掲げられたパソコンのスペックは、学校用としてA4ノートタイプ、1GHz以上のCPU、256MB以上のメモリ、20GB以上のハードディスク、Windows XP Professional搭載、光学マウス装備など。家庭用もほぼ同スペックだが、A4ノート型以外にデスクトップ型も推奨対象となり、Windows XP Home Edtionもガイドラインに含まれる。

 無線LANの規格は教員用にIEEE 802.11b、生徒用にIEEE 802.11aが推奨され、いずれもWEPを使用し128bit以上の暗号化をするように求めている。

 なお、ガイドラインの仕様を満たす製品には、「ブロードバンドスクール」モデルと明記されたロゴマークが添付され、カタログや製品紹介のWebサイトにもロゴマークが記載されるという。


□ニュースリリース
http://broadbandschool.jp/press/press02.html
□関連記事:マイクロソフト、公立学校インターネット環境を整備する団体を設立
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/20/ms.htm
□「ブロードバンドスクール」コンソーシアム
http://broadbandschool.jp/

正田拓也
2002/10/03 16:45

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