プラネックスコミュニケーションズは、ブロードバンドルータ「BRL-04EX」をUniversal Plug and Play(UPnP)に対応させるファームウェアを公開した。同社のWebサイトから無償でダウンロードできる。
今回公開されたファームウェアのバージョンは「Ver.1.06」。UPnPに対応しLAN側のパソコンからWindows Messengerを利用可能としたほか、PPPoE接続時にデータセグメント長を決めるMSS(Max Segment Size)値を手動設定できるようにした。また、メール送受信時に認証を行なうIDENTプロトコルを利用した場合に時間がかかる現象も改善した。
不具合では、DHCPサーバー機能においてクライアント機器のIPアドレスの更新処理が正常に行なわれない問題、およびPPPoE接続設定で手動設定したDNSが反映されない問題に対して修正が行なわれた。
BRL-04EXはプラネックスコミュニケーションズが株式上場1周年を記念して限定発売したブロードバンドルータ。実効スループットは約20Mbpsを確保しながら、店頭では7000円を切る価格で販売された。
□BRL-04EX ファームウェアダウンロード
http://www.planex.co.jp/support/download/download_brl04ex.shtml
□関連記事:プラネックス、上場1周年記念で8000円を切るスループット20Mbpsのルータ
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/06/03/planex.htm
□プラネックスコミュニケーションズ
http://www.planex.co.jp/
(正田拓也)
2002/10/10 21:09
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