@niftyは、会員向けに海外でのIEEE 802.11bに対応した無線LANサービスを10月10日から提供する。米GRIC Communicationsの「GRICブロードバンドサービス」を利用するサービスで、アメリカ、中国、シンガポール、台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランド、デンマーク、スウェーデン、フィリピンの世界10カ国630カ所で利用できる。
サービスの利用には、@nifty会員、@nifty登録ユーザーであれば、利用登録やオプション料金などは不要。GRICの無線LANアクセスポイントを利用した時間だけ、1分あたり40円の通信料金がかかる。
利用にあたっては、Wi-Fi認定されたIEEE 802.11b対応無線LANカードや無線LAN内蔵ノートパソコンなどを用意し、GRICブロードバンドのWebサイトから無償でダウンロードできる「GRIC MobileOffice 4.0」をインストールしておく必要がある。
なお、無線LANサービスでは、通常のWebサイトへのアクセスや電子メールのやりとりなどのほか、一部のスポットを除いて@niftyが提供するインターネット電話「Go2Call」、ビデオチャット「EyeballパティオLite」も利用できるという。
□ニュースリリース
http://www.nifty.com/corp/release/20021010.htm
□@nifty海外ローミングサービス
http://www.nifty.com/roaming/
□GRICブロードバンド(@nifty)
http://www.nifty.com/roaming/settei/gric/gricbb.htm
□@nifty
http://www.nifty.com/
□GRIC Communications
http://japan.gric.com/
(正田拓也)
2002/10/10 15:02
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