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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
博報堂、ブロードバンド生活者の実態調査

 博報堂は、「ブロードバンド生活者の実態調査」を発表した。この調査は2002年8月に全国の10代から60代に渡る男性6384名、女性3533名の合計9917名のブロードバンドユーザーを対象としてインターネットで実施されたもの。

 この調査では、ブロードバンドに変更したユーザーのほぼ全員となる99.7%が満足しており、その理由として「定額料金で使い放題」が82.1%で1位、「常時接続でつなぎっぱなしにできる」が72.5%で2位、「ソフトウェアのダウンロードが短時間」が56.7%と3位につけた。博報堂ではブロードバンドが支持されている理由として、従来のダイヤルアップ接続と比べて料金を気にする、Webの表示やダウンロードに時間がかかるといった「ストレス」から開放されるという点を挙げている。

 ブロードバンド環境になって生じた生活の変化としては、「知りたいことをインターネットで検索するようになった」が70%で1位につけており、ユーザーの多くが情報収集の方法としてインターネット取り入れていることが明らかになった。また、「サイトを見る時間が長くなった」が66.6%で2位、「動画や音声コンテンツを楽しむようになった」が3位と、インターネットの利用形態にも変化が現れている。

 テレビを見ている際に、関連情報をインターネットで検索したユーザーは70.2%で、このうちの48.8%が「ブロードバンドにしてから検索が増えた」と回答、ブロードバンドがインターネットとテレビの併用化を促進させていることがうかがえる。

 一方でインターネットで動画を楽しむインターネット放送局、短編ドラマなどを利用しているユーザーは全体の20%前後で、ブロードバンド化したインターネットをテレビ的に利用するユーザーはまだ少ない。ブロードバンドで利用するようになったサービスは「インスタントメッセンジャー」「映画の予告編」がそれぞれ40%以上を占めている。


□博報堂
http://www.hakuhodo.co.jp/

甲斐祐樹
2002/10/11 19:36

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