アッカ・ネットワークスは、NTT東日本およびNTT西日本がDSL回線の収容条件等に関する接続約款変更を認可申請した内容について説明を行なった。それによると、同社の「12Mbpsサービス」は、NTT東西との間で接続料金の変更がない第1グループに分類されると合意がなされ、約款変更後もタイプ1は173円、タイプ2は1933円の接続料金となるという。
NTT東西が10月17日に約款変更を認可申請した内容は、DSLの方式により第1グループと第2グループに分け、電気的干渉の大きい第2グループについて高い接続料金を設定するというもの。グループ分けの判断にはTTC(情報通信技術委員会)のスペクトル管理標準(TTC標準)を用いるが、アッカが採用する下り最大12Mbpsの通信速度を実現する方式「C.x」については、新技術のため以前に策定されたTTC標準に盛り込まれていない。そのため、TTCで未分類の技術についてはNTT東西との協議で仮設定するとしていた。
□ニュースリリース
http://www.acca.ne.jp/news/20021018.html
□関連記事:NTT東西、DSL回線に関する約款の変更を申請
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/10/17/dsly.htm
□アッカ・ネットワークス
http://www.acca.ne.jp/
(正田拓也)
2002/10/21 12:26
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