康和地所は、有線ブロードネットワークス(usen)と提携し、今後竣工する自社分譲のマンション「リリーベル」シリーズの各住戸に、光ファイバを使ったブロードバンドサービスを提供する。
この提携では、康和地所が自社分譲するマンションに対して、usenから最大1Gbpsの光ファイバを引き込み、各住戸には最大100Mbpsのインターネット接続サービスを提供する。usenの回線を用いるため、インターネット接続のほかにusenが独自に用意する700タイトルに及ぶブロードバンドコンテンツやIP電話などのサービスも利用可能となる。棟内で回線を共有するため、個人で利用する場合に比べて割安な利用料金が見込まれる。
また、マンション内に棟内LANが構築されるため、マンションごとのコミュニティページ作成を行ない、管理組合からの連絡や理事会の運営などに活用もできるという。
光ファイバの引き込みが決定したマンションは、東京都墨田区に竣工予定の「リリーベル 両国北斎通りサーモス」(26戸、4428~5138万円)、江東区の「リリーベル 門前仲町サーモス」(32戸、販売価格未定)など5棟164戸。康和地所は今後も「リリーベル」シリーズへ標準採用を予定しているという。
□康和地所
http://www.kowajisyo.co.jp/
□リリーベル 両国北斎通りサーモス
http://www.lb-thermos.com/ryogoku/index.html
□リリーベル 門前仲町サーモス
http://www.lb-thermos.com/monnaka/index.html
□有線ブロードネットワークス
http://www.usen.com/
(正田拓也)
2002/10/22 20:17
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