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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| メルコ、無線LANルータをモデルチェンジして多機能化 | ||||||
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メルコは、IEEE 802.11bに準拠した無線LANアクセスポイント内蔵のルータ「WBR-B11」を11月上旬に発売する。価格は単体で2万500円、無線LANカード「WLI-PCM-L11GP」とセットとなる「WBR-B11/GP」が2万3500円、USB無線LANアダプタ「WLI-USB-L11G」が同梱される「WBR-B11/U」が2万5500円。 「WBR-B11」は「WLAR-L11G-L」の後継で、IEEE 802.11b準拠の無線LANアクセスポイントを内蔵したルータ。外見はほぼ同じだが内部は一新されているという。セキュリティの関心の高まりを受け、無線LAN部分ではアクセスポイントを検索しても見つからない隠蔽機能を新たに搭載した。また、同社が提唱するFREESPOT導入キットの無線LANルータに実装している「プライバシーセパレータ」機能も12月にファームウェアのバージョンアップで対応する。これは、無線LANのクライアント間の通信を禁止するもので、無線LANクライアント同士の情報漏洩を困難にする機能だ。 ルータ部分のセキュリティ機能では、DoS攻撃やポートスキャンを検知・防御する「アタックブロック」機能を搭載し、攻撃検知時にはポップアップ画面で通知することや、メール通知もサポートするという。また、ダイナミックパケットフィルタリング機能は、LAN側のパソコンからの接続要求に対した正しいパケットのみを通過させる方式で、従来のパケットフィルタリングに比べより安全だとした。 さらに、ルータ部分はUniversal Plug and Play（UPnP）に対応したほか、最大5つまでのPPPoEマルチセッション対応、複数の固定IPアドレスを割り振るサービスにも対応可能なUnnumberd機能搭載、VPNパススルーは、PPTPにおいては複数のLAN側のパソコンからの接続をサポート、バージョンアップでIPSecでもマルチパススルーに対応する予定。 このほか、従来は外部アンテナの接続には分解が必要だったのに対し外部アンテナ端子を背面に設置、同梱するACアダプタも形状が変更され電源タップの場所を取らないものとなった。同梱のCD-ROMには新たに「かんたん導入ムービー」を収録し、動画を見ながら機器の接続や設定が可能。 装備されるインターフェイスは、本体のスループットが27Mbpsと向上したため、WAN側ポートも100BASE-TX/10BASE-Tポートとし、LAN側には100BASE-TX/10BASE-T×4ポートのスイッチングハブを備えた。いずれのポートもクロスとストレートを自動判別する。 外見は以前の「WLAR-L11G-L」とほぼ同一だが、ボディカラーを最近のルータ製品などと同じオフホワイトとした。サイズは155×76×170mm（幅×奥行×高）、重さは445gとなっている。
□ニュースリリース
（正田拓也） |
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