エレコムは、特殊金属の繊維を使用した筒状のノイズ対策製品「ノイズチューブ」を発売した。筒の太さに応じて「LD-NT205」(標準価格2700円)と「LD-NT255」(同3000円)があり、色もそれぞれにブラック、ブルー、シルバーの3色が用意される。
「LD-NT205」は筒の幅が20mm、「LD-NT255」は幅25mmとなり、長さはいずれも5m。中にケーブルを通すことで電化製品が発するノイズによる通信速度低下の防止に効果があるとし、特にADSLモデムとスプリッタの間のケーブルに装着すると効果的だという。具体的なシールド効果についてはKEC(関西電子工業振興センター)が定めた方法による測定で、100KHzで15.4dB、1GHzで36.0dBの減衰効果を記録したという。
また、装着用にアタッチメントを付属、ケーブルのコネクタをアタッチメントにセットし、筒に押し込むようにすることで、簡単にチューブを装着できるという。
このほか、ノイズチューブと同時に「ノイズレスモジュラーケーブル」(MJ-L01~3)も発表した。これは電話回線とADSLモデムなどの接続に用いられるRJ-11コネクタを装備した6極4芯ケーブル。従来よりも減衰率の低いケーブルを使うことで、耐ノイズ性能を2倍に向上させたとしている。長さは0.1/0.3/0.6/1/2/3mの6タイプが用意され、価格は920~1360円。11月中旬に発売される。
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幅20mmのLD-NT205/BK(ブラック) |
幅25mmのLD-NT255/BU(ブルー) |
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幅25mmのLD-NT255/SV(シルバー) |
ノイズレスモジュラーケーブル(MJ-L01~3) |
□関連記事:エレコム、ADSL機器に巻きつけて速度低下を防ぐツール
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/01/elecom.htm
囗エレコム
http://www.elecom.co.jp/
(正田拓也)
2002/10/29 18:49
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