HDL-AV250は、PCやデジタル家電の相互接続性を実現するDLNA(Digital Living Network Alliance)策定のガイドライン「Home Network Device Interoperability Guidelines v1.0」に正式対応したLAN接続型HDD。これにより、同製品に保存する動画や音声、画像ファイルをネットワークを介して、DLNAに対応した同社のネットワークプレーヤー「AVeL LinkPlayer」や他社のPC、デジタル家電などで再生できる。
また、製品にはWindows XP環境で利用可能なデジオン製のDLNA対応クライアントソフト「DiXiM Media Client」も付属する。なお、既存のLANDISK製品に関しては、DLNAへの対応は決定していないという。
HDL-AV250では、従来のLANDISKと同様にAVeL LinkPlayerとの直接連携も可能なほか、新たに2GB容量を超えるファイルの再生にも対応したという。それ以外の仕様は既存のLANDISKシリーズと同様で、USB接続型HDDやデジタルカメラ、USBメモリが接続が可能なUSB 2.0インターフェイスを2ポート搭載。Windows環境では加えて、USBプリンタの接続にも対応し、ネットワーク上でプリンタに共有が可能になっている。このほか、簡易FTPサーバー機能やMSドメインログイン機能、Wake On LAN機能などをサポートしている。
本体インターフェイスには、10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載する。サイズは約38×265×131mm(幅×奥行×高)で、重さは約1.4kg。OSは、Windows XP/Me/2000/NT4.0(SP4以降)/98、Mac OS X 10.1~10.3、Mac OS 8.1~9.2.2に対応する。