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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
au、CDMA2000 1xEV-DO方式で下り最大2.4Mbpsの試験サービス

DO-BOX

パソコンとUSBケーブルで接続する
 KDDIは、au携帯電話において、下り最大2.4Mbpsのデータ通信が可能なCDMA 2000 1xEV-DOの試験サービスを4月30日から都内の一部地域で開始する。試験モニターは個人ユーザーを対象に500名を募集する。

 試験サービスで使われる周波数帯は2GHz帯で、パケットによるデータ通信に特化した通信方式を用いることで下り最大2.4Mbps、上り最大153kbpsのデータ伝送を可能とした。モニターに貸与される専用機器「DO-BOX(ディーオー・ボックス・京セラ製)」は、Windwos XP/2000Proを搭載したパソコンとUSBケーブルで接続してデータ通信を行ない、電源はAC100Vが必要となる。主に場所を固定して通信することを想定しているが、電源が確保できれば移動中の通信も可能だという。

 サービスエリアは東京の都心を含む15区で、環状7号線の内側、隅田川より西の地域となる。試験期間は4月30日から10月頃までで、試験サービス終了後は本サービスへの移行を予定しているという。

 また、試験モニターの募集は個人ユーザー限定で500名。募集期間は3月28日15時から4月3日18時までで、専用Webサイト上から申し込みを受け付ける。モニターの選定は利用者の住所などを考慮して行なうという。モニターには、auの契約事務手数料や月額料金、通信料、インターネット接続のためのDION接続料などはかからず、すべて無料となる。

 なお、モニターに貸与される機器「DO-BOX」(京セラ製)は市販の予定はなく、今回の試験サービスに限って使用される。モニターには無償貸与されるが、モニター終了後は返却する必要がある。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.kddi.com/release/2003/0328/index.html
  関連記事:KDDI、無線LANとCDMA2000 1xEV-DOのシームレスサービス
  http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/21/bs-kddi.htm


(正田拓也)
2003/03/28 15:52
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