3月25日、吉本興業が運営する常設劇場「ヨシモト∞(むげんだい)ホール」が東京都渋谷区にオープンした。若手お笑い芸人によるバラエティ番組を毎日16時から21時まで5時間に渡って開催し、ネット向けの無料配信も行なう。25日開催のオープニングセレモニーにはほっしゃん。、オリエンタルラジオらが登場した。
■ 5時間の無料お笑いライブを連日開催
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ほっしゃん。とオリエンタルラジオ
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ヨシモト∞ホールは、東京・渋谷センター街にある商業施設「渋谷ビーム」の地下階にオープンした収容人数282人のホール。5時間無料ライブ「ヨシモト∞」の専用ホールとして運営される。
ライブ「ヨシモト∞」自体は2005年11月28日から東京・有明のスタジオで収録・配信されており、今回は渋谷に拠点を移して配信を行なう。16~18時の第1部にオリエンタルラジオ、18~21時の第2部にはほっしゃん。がそれぞれナビゲーターとして出演。ゲスト芸人を交えつつ、トークなどを展開していく。
インターネット向けのライブ配信は動画ポータルサイト「casTY」を通じて行なわれ、基本的に無料で視聴できる。再生用プレイヤーはWindows Media Player 9で、配信帯域は256kbps。TEPCOひかりユーザーであれば1Mbpsでの視聴も可能だ。
配信時間は16時頃で、TEPCOひかりユーザー向けには配信前後の15分間スペシャルコーナーが用意されている。また、吉本興業グループのWebサイト「ファンダンゴ」では、5時間ライブから厳選した場面を有料配信する。ファンダンゴの月額利用料金は280円。
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ヨシモト∞ホールのエントランス
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ホール内はすり鉢状に客席を配置。収容人数は282人
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■ ほっしゃん。、オリエンタルラジオがセレモニーに参加
25日に行なわれたオープニングセレモニーには、ほっしゃん。、オリエンタルラジオが出席した。ステージに姿を現わしたほっしゃん。は開口一番、「今日楽屋に入った瞬間、吉本のお偉いさんから『おまえらのために何億かかけてホールを作った。これはおまえらの借金だぞ』といわれた」と、課せられたプレッシャーの大きさを説明。「馬車馬のように働いて、ペイしていきたい」と苦笑混じりに話した。
オリエンタルラジオの2人は「これまでの有明のスタジオでは収まりきらないだろう、ということで渋谷にやってきた。ここから新たなメディアのスタンダードを生み出したい。日本経済に貢献したい」と抱負を語った。
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ほっしゃん。
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オリエンタルラジオ
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■ 若手お笑い芸人30組がくす玉を割ってオープンを祝福
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吉本興業の吉野伊佐男代表取締役社長(左)とファンダンゴの橋爪健康代表取締役社長
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オープニングセレモニー冒頭では吉本興業の代表取締役社長、吉野伊佐男氏が「ヨシモト∞ホールは、吉本興業グループの新しいモノ作りの拠点という位置づけ。お客様とともに、渋谷の街に新しい賑わいを作っていければ」と挨拶。「自分自身もワクワクしているので、どうぞ今後にご期待ください」とコメントした。
ファンダンゴの代表取締役社長、橋爪健康氏は「生ライブということで、通常あり得ない芸人の組み合わせもあるだろう」と、生放送特有の面白みを指摘。「音楽的な要素なども加えながら、劇場としての新たな形を模索していきたい」と目標を語った。
渋谷区長の桑原敏武氏が来賓として参加。「笑いは簡単なようにみえるものの、実は大変難しいものだろう。しかし笑いに挑戦する若者たちがホールに大勢集まり、そしてそれをみる方々がたくさん集まることで、渋谷を明るい街にしてほしい」と挨拶した。
会場にはヨシモト∞に出演する若手お笑い芸人約30組も登場。来賓とともにくす玉を割り、記念撮影が行なわれた。
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桑原敏武渋谷区長も挨拶
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若手お笑い芸人30組がセレモニーに登場
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■ URL
ヨシモト∞
http://casty.jp/mugendai/
(森田秀一)
2006/03/27 11:33
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