gigabeat Sシリーズは、東芝のポータブルオーディオ製品としては初めて、「Windows Mobile software for Portable Media Center(PMC)」をOSに採用した製品。Windows Media Player 10(WMP10)と連携し、同社のデジタルビデオカメラ「gigashot」で撮影した動画やパソコンに録画したテレビ番組をWMVファイルにWMP10上で変換した上で、gigabeat Sに転送・再生が行なえる。
著作権保護技術としてWindows Media DRM 10を採用し、WMAに対応した音楽配信サービスの楽曲もgigabeat Sシリーズで再生が可能。将来開始を予定するDRM10対応の映像配信サービスなども利用可能だとしている。このほか、JPEG形式の画像表示にも対応し、最大解像度は9,000×6,000ピクセル。
本体サイズと重量は、gigabeat S30が59.9×99.9×13.2mm(幅×奥行×高)で約127g。gigabeat S60が59.9×99.9×16.2mm(幅×奥行×高)で約140g。本体色はピアノブラックに加え、gigabeat S30ではピュアホワイト、クリムゾンレッドも用意する。なお、対応OSはWindows XPおよびWindows XP Media Center Edition。