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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT西日本、ひかり電話に関する一連の障害で原因と対策を発表

 NTT西日本は、3月31日から4月21日にかけて発生していたひかり電話の障害に関して原因や対策を発表した。

 ひかり電話は3月31日から4月1日にかけて、NTT西日本エリア全域で他事業者への発着信ができない障害が発生。また、4月13日には企業向けの「ひかり電話ビジネスタイプ」がNTT西日本エリア全域で発着信がつながりにくくなる、4月21日には中国・四国・九州エリアで発着信ができなくなるなど、障害が頻繁に発生していた。

 NTT西日本では3月31日の障害に関し、県間伝送路装置工事の際にソフトウェアの不具合で故障が発生したと説明。その結果加入電話や携帯電話からの通話が増大し、中継系呼制御サーバーと呼制御サーバーが負荷状態になったことが障害の原因とした。

 ソフトウェアの不具合および中継系呼制御サーバーの故障は3月31日付で対処されたが、呼制御サーバーに関しては原因追及および対策を講じていた際、4月21日に中国・四国・九州エリアを受け持つ呼制御サーバーが高負荷状態になるという故障が再度発生。該当エリアでは約4時間に渡りひかり電話での発着信が利用できなくなっていた。

 NTT西日本では呼制御サーバーのソフトウェア改修を4月22日に実施、現時点ではシステムが安定して動作しているという。また、更なる安定運用が実施できるよう、信頼性の向上および故障対応の迅速化に取り組んでいくとしている。


関連情報

URL
  「ひかり電話」等の故障原因及び対策の実施について
  http://www.ntt-west.co.jp/news/0604/060425a.html

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(甲斐祐樹)
2006/04/25 17:14
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