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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
タブブラウザ「Sleipnir2.4 正式版」と専用RSSリーダーを公開

Sleipnir 2.4正式版。画面左が「Headline-Reader Plugin」
 フェンリルは13日、タブブラウザの最新版「Sleipnir2.4 正式版」とSleipnir専用プラグイン「Headline-Reader Plugin 正式版」を公開した。対応OSは、Windows XP/2000/Me/98SE/98(Windows XP SP2以上を推奨)。同社サイトから無償ダウンロードできる。

 Sleipnir2.4 正式版の、Sleipnir2.4 ベータ版からの主な変更点としては、キャッシュ機能の強化を図り起動を高速化したほか、ベータ版で実装した「SmartInstaller」の完成により、プラグインによる機能拡張が容易になったという。あわせて、拡張機能をインストールする過程でSleipnirが起動できなくなるケースを想定し「拡張機能を外して起動」できるモードを追加した。

 2.4正式版では、データベース「SQLite」を搭載。今後開発するプラグイン、スクリプトから容易にデータベースを操作可能になる見込み。またSleipnirに機能を追加できる「Sleipnir Script」を用意した。

 このほか、Sleipnir利用中のアプリケーションエラー発生時に、エラーレポートや発生手順を任意に送信できる「品質向上フィードバック機能」や、ブラウザ上の文字列を選択することで直接検索エンジンにて検索できる「SmartSearch機能」を追加した。

 Headline-Reader Plugin 正式版は、Sleipnir2.4 正式版に組み込めるクライアント型RSSリーダー。前バージョンである「Headline-Reader Plugin RC2」からの主な変更点としては、記事リストのツールバーの「閲覧」に全ての保護を対象にする項目の追加や、フィードのツールバーへの「既読に変更」ボタンの追加、記事リストの「検索実行ボタン」上のポップアップメニューに「検索履歴の削除」を追加したことなどが挙げられる。

 フェンリルでは今回のブラウザとRSSリーダーの正式版発表と同時に、Sleipnirユーザーのためのコミュニティサイト「Fenrir User Community」にて、RSSフィードの配信を開始した。今後は、現在開発中のSleipnir専用プラグインを順次リリースすると共に、開発者が容易に拡張プラグインを開発できる環境の構築を進める。また、ユーザーがSleipnir Scriptを使ってスクリプトを開発できるよう、Sleipnir Scriptを外部から操作できるプラグインの公開を予定している。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.fenrir.co.jp/press/20060613.html

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(野津 誠)
2006/06/13 19:05
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