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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT-AT、IEEE 802.11a/bやPHSの設置場所をシミュレートできるソフト

 NTTアドバンステクノロジ(NTT-AT)は、電波シミュレーションソフト「QualityMeister3D Ver.4」を11月21日より発売した。IEEE 802.11a/802.11bおよび構内PHSの最適な設置場所を測定できるという。対応OSはWindows XP/Me/2000/98で、標準価格は308万円。

 「QualityMeister3D」は、オフィスに無線LAN機器を設置する際に懸念される電波干渉や通信障害に対して最適な配置場所を割り出すことが可能なソフトウェア。最新バージョンとなる「QualityMeister3D Ver.4」では従来から対応していた2.4GHzの周波数帯を利用するIEEE 802.11b、1.9GHz帯を利用するPHSに加え、5GHz帯を利用するIEEE 802.11aに対応。これらに対応する機器が混在する環境でもシミュレートが可能だという。

 シミュレーションには建築用のCADデータなどを利用するため、データさえあれば現地へ赴く必要はなく、人件費の削減を図ることができる。データは3次元的に測定されるため、フロア間でのシミュレートも可能なほか、伝送速度の分析、チャンネル混信状況のシミュレートにも対応する。電波伝搬に影響を与える建材や無線LAN機器の実機データなどもあらかじめ登録されており、任意の建材や機器を選択するだけで測定できるという。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-at.co.jp/news/2002/release120.html


(甲斐祐樹)
2002/11/21 18:57
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