ルクセンブルクのSkypeは25日、「Skype for Mac OS X 1.5」ベータ版を発表した。Mac OS X 10.3.9以上で動作し、ウィジェットを使用する場合にはMac OS X 10.4が必要だ。日本語版を含む9カ国語でリリースされ、同時にビデオ機能ソフトのプレビュー版も公開された。
Skype for Mac OS X 1.5ベータ版では、ユーザーインターフェイスが大きく改良された。これまでのバージョンでは画面の面積が大きすぎたり、Macらしくないと評判が悪かったこともあり、そうした問題点が大幅に改善されている。
Skype for Mac OS X 1.5ベータ版発表に合わせて、「Skype for Mac Video Preview」が別ソフトとして公開された。これはSkype for Mac OS X 1.5ベータ版でビデオ通話をするためのソフトだ。ただし名称からもわかるように、このソフトウェアはベータ版ですらなく、深刻なバグが多数含まれるプレビュー版という位置付けだ。仕事用に使っている環境など、不具合が生じてはならない場合には絶対に使用しないよう警告している。それでもこのソフトウェアが公開されたのは、Macユーザーからビデオ機能のサポートが最も多くリクエストされていたためで、実際このプレビュー版の発表は多くのMacユーザーに大きな歓迎を持って迎えられている。