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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
NTT東西、Web Caster X310でフレッツ・セーフティが利用できない不具合

Web Caster X310
 NTT東日本およびNTT西日本は16日、フレッツ・セーフティに対応した有線LANルータ「Web Caster X310」において、ソフトウェア不具合で一定期間連続使用すると正常に動作しなくなる不具合があると発表した。NTT東西では、修正ファームウェアの提供を同日より開始した。

 この不具合は、Web Caster X310の電源をオンにした状態から一定期間(約25日間)連続して使用すると、ルーティング処理に関するデータの一部が消去されるというもの。これにより、フレッツ・セーフティを利用している場合にはセキュリティ対策ファイルの更新、フレッツ・スクウェアへのアクセスもできなくなる。加えて、NTT東日本が提供する「フレッツ・レスキュー」を利用するパソコンでも、セキュリティ状態の送信ができなくなる。

 NTT東西では16日より修正ファームウェアの提供を開始。ユーザーのパソコン画面上にアップデートの通知を行ない、画面の指示に従って手動で修正ファームウェアを適用するよう呼びかけている。また、ダイレクトメールなどを通じて個別に案内も行なっていくという。

 なお、不具合の対象台数は、NTT東日本が47,051台、NTT西日本が3,444台。また、ユーザーからの申告件数はNTT東日本が382件、NTT西日本が16件(いずれも8月15日現在)。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.ntt-east.co.jp/release/0608/060816a.html

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(村松健至)
2006/08/17 12:14
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