ルクセンブルクのSkypeは30日、「Skype for Windows 2.6」のベータ版をリリースした。これまで開発者向けにプレビュー版が公開されていたが、今回、ベータ版バージョン番号「2.6.0.67」へと格上げされた。カスタマーサポートは受けられないが、安定性は以前より向上したことになる。Windows XP/2000に対応する。
Skype for Windows 2.6の最も大きな特徴は、オーディオライブラリのコードを一新した結果、音質がこれまで以上に改善するということだ。開発者向けプレビュー版の段階では、それに起因してSkypeが不安定になる場合があることが指摘されていた。
Skype for Windows 2.6ではこれに加えて、Skypeの音声ストリームに直接アクセスできるようにするための「Voice access API」が新機能として搭載された。これによってSkypeを通して入出力される音声ストリームを直接操作するソフトウェアを開発することができるという。