アイ・オー、Windows Storage Server 2003 R2搭載の「LANDISK」新製品
LANDISK HDLM-GWINシリーズ
アイ・オー・データ機器は、OSにWindows Storage Server 2003 R2を搭載したLAN接続型HDDユニット「LANDISK HDLM-GWINシリーズ」を11月中旬より発売する。オープンプライスで、予想販売価格は300GBモデルの「HDLM-G300WIN」が20万円前後、500GBモデルの「HDLM-G500WIN」が26万円前後、750GBモデルの「HDLM-G750WIN」が32万円前後の見込み。
HDLM-GWINシリーズは、HDDを2台内蔵する10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T搭載のギガビット対応のLAN接続型HDD。OSとしてマイクロソフトのストレージOS「Windows Storage Server 2003 R2」を搭載しており、OSライセンスが取得された状態で出荷されるため製品購入後にライセンス購入の必要がない。
背面にUSB 2.0×2ポートを装備し、USB接続型のHDDを接続してHDD増設やバックアップが行なえる。なお、USB接続HDDへのミラーリングは対応しない。また、Windowsのみのサポートだが、USB接続型プリンタを利用したプリントサーバー機能を搭載する。このほか、イーサネットの通信データサイズを最大7KBまで拡張できるJumbo Frameや、Wake On LAN、オムロン製のUSB接続型UPSとの連携機能などをサポートする。
本体サイズは230×265×120mm(幅×奥行×高)で、重量は約5.8kg。アイ・オー・データ機器によると、HDLM-GWINシリーズはインターコムのアンチウイルスソフト「V3 ウイルスブロック Corporate Edition」との連携が可能なほか、各社アンチウイルスソフトやバックアップソフトとの連携も予定しているという。また、サインエスパークと共同で「Driver ware Non Copyシステム」を利用したセキュリティに特化したNASを開発中だという。