Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ニコン、IEEE 802.11b/gに準拠した720万画素デジカメ「COOLPIX S50c」

COOLPIX S50c
 ニコンは、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LAN機能を搭載する720万画素のデジタルカメラ「COOLPIX S50c」を4月に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は40,000円前後の見込み。

 COOLPIX S50cは、IEEE 802.11b/gに準拠した無線LAN機能を搭載したデジタルカメラ。同社のオンラインサービス「COOLPIX CONNECT(クールピクス コネクト)」に対応しており、自宅の無線LANアクセスポイントのほか、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」や、NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」などの公衆無線LANサービス経由で、PCを介さずに撮影画像のアップロードが行なえる。

 転送機能では、同社のオンラインアルバムサービス「ニコンオンラインアルバム」へのアップロードに加えて、撮影画像のアップロードと同時にあらかじめ登録したメールアドレス宛に保存先のURLとサンプル画像を添付した通知メールを送信する「ピクチャーメール」や、複数の画像ファイルを一括してアップロードできる「ピクチャーバンク」といった機能を用意。セキュリティ機能では、64/128bitのWEP、TKIP、AESをサポートする。

 カメラ機能では、、有効画素数720万画素の1/2.5型原色CCDを採用し、レンズは38~114mm相当(35mm判換算)F3.3~4.2の光学3倍ズームニッコールレンズを装備。最大4倍までのデジタルズームも可能ほか、レンズシフト方式の手ブレ補正機能を搭載する。シャッタースピードは4~1/2000秒をサポートし、最大640×480ピクセルで30fpsでの動画撮影も可能。ISO感度はISO1600までサポートする。

 モニターは、輝度調整機能を搭載した約23万画素の3.0型TFT液晶モニターを装備。記録メディアは約13MBの内蔵メモリとSDメモリーカードを利用し、SDカードスロットはSDHCをサポートする。電源はリチウムイオン充電池「EN-EL8」を使用し、CIPA準拠の撮影可能枚数は約130コマ。

 撮影機能では、手ブレ補正機能や高感度撮影、最大10コマの写真から鮮明な1コマを自動選択する「BSS(ベストショットセレクター)」を複合利用して手ブレを軽減する「ブレ軽減モード」を搭載。また、音楽を付加できるスライドショー機能「Pictmotion(ピクトモーション)」や、「顔認識AF」「アドバンスト赤目軽減」「D-ライティング」の機能を複合利用するポートレート撮影の補助機能「フェイスクリアー機能」などを搭載する。本体サイズは約97.5×21×59mm(幅×奥行×高)で、重量は約125g。

 また、ニコンはCOOLPIX S50cから無線LAN機能を省略したモデル「COOLPIX S50」を4月に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は35,000円前後の見込み。また、COOLPIX S50は本体カラーにグロスシルバー/グロスベージュ/グロスブラウンの3色を用意する。


COOLPIX S50c(背面) COOLPIX S50(グロスブラウン)

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.nikon.co.jp/main/jpn/whatsnew/2007/0220_s50_04.htm

関連記事
ニコン、11g準拠の「COOLPIX S7c」と公衆無線LAN対応の転送サービス


(大久保有規彦)
2007/02/20 14:33
Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2007 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.