NTT東日本とNTT西日本は1日、2007年度の事業計画について総務大臣に認可申請を行なったと発表した。フレッツの光サービスについて、2社合わせて340万契約の増加を掲げており、2007年度末での契約数は合計で952万契約となる見込みだ。
事業計画では、収支計画とともに主要サービスの契約数が示されている。まずNTT東日本では、Bフレッツの契約数を200万契約増やすとしており、2007年度末で539万契約となる見込みだ。一方、フレッツ・ADSLは60万契約減の220万契約を見込んでいる。また、加入電話は224万加入減の約1,915万加入、ISDNではINSネット64が45万8,000回線減の約291万回線、INSネット1500が増減なしの約3万6,000回線を見込んでいる。
NTT西日本では、フレッツ光が140万契約増の413万契約、フレッツ・ADSLが30万契約減の227万契約。また、加入電話は212万加入減の約1,989万加入、INSネット64が39万1,000回線減の約281万2,000回線、INSネット1500が3,000回線減の約1万8,000回線となる見込みだ。
なお、アクセス網を光化するにあたっては、NTT東日本では2007年度に約2,000億円を投じて320万心kmの加入者光ケーブルを整備することを計画しており、2007年度末でカバー率は90%となる。西日本では約1,700億円を投じて90万心kmを整備する計画で、カバー率は88%となる見込みだ。
■ URL
ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0703vyzq/mdys070301.html
ニュースリリース(NTT西日本)
http://www.ntt-west.co.jp/news/0703xxvr/ghkw070301.html
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(永沢 茂)
2007/03/01 19:36
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