AR6.0は前バージョンまで「Acrobat Reader」と呼ばれていたが、現在「Adobe Photoshop」や「Adobe Illustrator」などでもPDFファイルの作成が可能になったために、名称をAR6.0に変更したという。AR6.0では、FlashムービーやQuickTime、MP3、Windows Meta File(WMF)などのマルチメディアコンテンツを埋め込んだPDF(最新版PDF1.5)を閲覧することが可能になった。
また、4月に発表されたDocument Server for Reader Extensionsを利用することによって、「電子証明」や「データのローカル保存・送信」、「フォームフィードでの入力支援」、「書類添付」など4種類の“特別権限を付与”することが可能となり、従来のAcrobat Readerではできなかった機能を実現している。
対応OSは、Windows XP/2000/NT 4.0(SP5~)/Me/98 SEの日本語版とMacintosh OS 10.2.2 日本語版以降。Webブラウザーには、Internet Explorer 5.0~6.0、Netscape Navigator 4.5~4.77/6.1、America Online 6.0が必要。