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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、DLNA対応のBRAVIA9機種。専用コンテンツ「アプリキャスト」も

J5000シリーズとJ3000シリーズ
 ソニーは、同社の液晶テレビブランド「BRAVIA(ブラビア)」新モデルとして、ネットワーク機能を標準搭載した「J5000」シリーズ2機種を5月25日に、「J3000」シリーズ7機種を4月25日に発売する。

 J5000シリーズ、J3000シリーズともに10BASE-T/100BASE-TX×1のLANポートを標準搭載したほか、DLNAに対応した「ソニールームリンク」機能を搭載。同一ネットワーク内にあるDLNA対応機器の映像や写真、音楽などをBRAVIAで表示できる。

 また、テレビを見ながらネットワーク経由の情報コンテンツを閲覧できる「アプリキャスト」機能も搭載。アプリキャストのサービスはソニーが運営し、テレビの右側に専用アプリケーションとしてコンテンツを表示する。

 3月末時点ではAmazon.co.jp、楽天、So-net、Yahoo! JAPANがコンテンツ提供を予定。Amazon.co.jpと楽天は商品検索を、So-netはニュースや占い、天気予報、写真共有といったコンテンツを、Yahoo! JAPANはオークションやトピック、画像検索などのサービス提供を予定している。コンテンツ提供会社は今後も拡充していく方針。

 テレビポータルサービスのデジタルテレビ向けポータル「アクトビラ」にも対応し、リモコン操作で番組情報やニュース、天気、地図・交通情報などが原則無料で閲覧できる。こちらはアプリキャストとは異なり全画面で表示するため、テレビを見ながら利用することはできない。

 テレビの機能面では120Hzで映像を映し出すことで動きの速い映像も残像感を減らし、なめらかな動画で再現する「モーションフロー」をJ5000シリーズに、従来機種S2500シリーズに比べ約64倍の階調表現が可能になるという「10bitパネル」をJ5000シリーズとJ3000シリーズの40V型に搭載。映像エンジンは同社の「ブラビアエンジン」で、ソニー独自開発の蛍光体で自然な色の映像を再現する広色域バックライトシステム「ライブカラークリエーション」も搭載する。

 J5000は23V型の40V型の2モデル、J3000は40V型、32V型、26V型、20V型の4モデルをラインナップ。J3000の32V/26V/20V型はシルバーとブラックの本体カラー2色を用意する。

 入出力端子はJ5000がHDMI入力×3(1080p対応)、D5入力×2、S映像入力×2、コンポジット入力×3、PC入力×1(D-Sub15pin)、デジタル放送出力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernet×1、ヘッドフォン出力×1、アナログ音声出力×1、電話回線接続端子×1。USBはデジタルカメラの写真50枚をサムネイル表示し、5種類のエフェクトと組み合わせてスライドショー再生できる機能も用意されている。J3000の入出力端子はHDMI入力(1080p対応)、D5入力×2、S映像入力×2、コンポジット入力×3、PC入力×1(D-Sub15pin)、デジタル放送出力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernet×1、ヘッドフォン出力×1、アナログ音声出力×1、電話回線接続端子×1。

 店頭予想価格はJ5000の40V型が30万円前後、32V型が23万円前後。J3000の40型が28万円前後、32型が21万円前後、26型が17万円前後、20型が12万円前後。

 本体サイズ(幅×奥行き×高さ、スタンド含む)と重量は、J5000の40V型が981×265×696mm、25.5kg、32V型が790×214×581mm、18.0kg。J3000は40V型が981×265×696mm、25.0kg、32V型が790×214×581mm、17.5kg、26V型が656×214×504mm、14.5kg、20V型が497×199×395mm、8.5kg。


メニュー画面からアプリキャストにアクセス アプリキャストの利用イメージ

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200703/07-0328/

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(甲斐祐樹)
2007/03/28 17:25
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