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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| 総務省調査、パソコンと移動端末を併用したインターネット利用が進む | ||||||||||||||
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総務省は、2006年末時点での情報通信サービスの利用状況などを調査した「通信利用動向調査」の結果を公表した。インターネットの利用でパソコンと移動端末の併用割合は、前年から25.4％増加した。 通信利用動向調査は、1990年から毎年実施されているもの。今回公表された調査は、2007年2月に実施されたもので、無作為抽出した7,488世帯（有効回答率66.6％）と3,000企業（同61.2％）、5,500事業所（同67.1％）が対象になった。 ■ パソコンからの利用が移動端末を再逆転。両方の併用割合も高まる
パソコンと移動端末の内訳を見ると、パソコンだけを利用する割合は2.6％増の1,627万人、移動端末だけが64.2％減の688万人で、両方を併用するのは25.4％増の6,099万人だった。総務省は、パソコンを併用することで、利用サービスごとに端末を使い分ける傾向が高まったのではないかと推測している。 また、ゲーム機やテレビなどからの利用割合は、106％増の336万人。このうち、ゲーム機・テレビなどのみでの利用は3万人で、パソコンとの併用が36万人、移動端末との併用が6万人。パソコン、移動端末、ゲーム機・テレビをすべて利用する割合は292万人で、前年から119.5％増加した。 なお、利用する端末別に行なったインターネット利用頻度で「毎日少なくとも1回は利用する」との回答を年代別に見ると、携帯電話からの利用は13～19歳が60.0％、20～29歳が59.8％で、パソコンからの利用頻度（13～19歳：40.1％、20～29歳：52.9％）より高い数値を見せた。30代以上の層では、パソコンからの利用が携帯電話よりも多い。 インターネットの利用目的は、パソコンではホームページやメールマガジンを通じた情報入手が67.5％、メールや掲示板などを介した情報交換が55.0％、商品・サービスの購入・取引が41.4％、デジタルコンテンツの入手・聴取が17.2％と続く。また、金融取引が10.7％、ホームページやブログなどによる情報発信は10.6％、オンラインゲームと就職・転職関係が各8.1％で、SNSなどコミュニティへの参加は5.6％だった。
■ ブロードバンド利用者数は5,687万人。家庭内LANの構築率は66.6％に
家庭内LANの構築率は、9.6ポイント増の66.6％。接続方法は有線のみが30.7％と最も多いが、無線LAN（21.2％）や両方（14.4％）と回答する割合も年々増加してきている。 また、IP電話の世帯普及率は1.6ポイント増の16.6％。増加傾向は維持しているが、年単位での伸びは2005年調査の2.3ポイントから低下した。 ■ 企業のブログ/SNSの利用は4.4％。インターネット広告は検索連動が1位 企業におけるビジネスブログとSNS利用の開設率は全体で4.4％と、20社に1社程度が開設している状況だという。会社規模で見ると、2,000人以上が9.9％と最も高い数値を見せ、1,000人から1,999人が6.1％、500～999人が5.9％と続いた。また、インターネットを利用した広告は27.9％の企業が実施。このうち、検索連動型が42.0％と電子メールの39.2％を上回り1位。それ以外では、専用ポータルサイトが20.0％、バナーが18.2％、コンテンツ連動型が15.7％と続き、アフィリエイトは4.6％に留まった。
■ ＵＲＬ 報道資料 http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/070525_1.html 関連記事：移動端末からのネット利用がPCを逆転、総務省調査[INTERNET Watch] http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/05/19/12027.html （村松健至） 2007/05/25 17:44 |
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