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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| J:COM、GUI刷新などVODサービス「J:COM オン デマンド」をリニューアル | ||||||||||||||||||||||||
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ジュピターテレコム（J:COM）は、VODサービス「J:COM オン デマンド」のインターフェイスを一新するなどのリニューアルを実施すると発表した。9月12日から末にかけて、J:COMの全サービスエリアで順次提供していく。 ■ 新システムの導入で利便性を向上。新サービス導入の早期化も可能に
今回のリニューアルでは、米Concurrent社に依存したシステムから汎用的な規格を採用したシステムへと移行。GUIはHTMLを利用した構成へと変更するとともに、従来の静止画のみを表示していた画面から、動画や音声を組み合わせた画面へと刷新が図られた。なお、同社では新システムを「次世代VODシステム」と称している。 新しいトップページでは、ディレクトリ型の作品検索サービスに加え、新着やランキング、マイページ機能を追加。また、有料/月額/無料コンテンツが分類配置されるようになり、各サービスの位置づけを明確化した。加えて、ページ下部にはキャンペーン情報などを紹介するエリアも設けられたほか、レスポンス型広告を実現するための機能も実装。同社ではVODの双方向機能を活かした新コンテンツとして、メニュー画面から資料請求も可能な大学情報番組「眞鍋かをりのCollege Village」を無料配信する。 また、新システムに移行したことで新サービス導入の早期化や低コスト化が実現できるとともに、メニュー更新の時間短縮など運用負荷の軽減も図れるとしている。なお、同社が検討中の新サービスとしては、ライブ型VODや見逃したテレビ番組を配信するなどのネットワークDVRや、ユーザー参加型のCGM系サービスなどを挙げている。 新しいGUIやシステムは、9月12日からJ:COMの各サービスエリアで順次提供を予定。J:COMに加入している既存ユーザーも、STBを変更することなく新システムへ移行できる。
■ 地域の強みを活かしてアクトビラやIP系放送サービスに対抗
サービス概要や機能強化点の説明は、J:COMカンパニー 商品戦略本部 放送事業戦略部長の高橋邦昌氏が担当。高橋氏は「VODサービスは、CATV事業者にとって長年の夢だったとも言えるサービス」と語る一方で、「当初は何もしなくても6～7割程度の利用割合になると考えていたが、思うように伸びなかった」という。このため、新規加入工事時や既存ユーザー宅への訪問営業時にサービス周知を行なうなどして、「ようやく3割程度の利用率に高まった」とした。 高橋氏は、「次世代VDOシステムでは操作性なども改善されており、利用率を5～6割程度に上げていきたい」と今後の見通しを示した。また、現時点で男性の利用が多いことから、キッズコンテンツや韓国ドラマなどを追加して「お子さんや主婦層をはじめ、ファミリー層に訴求したい」考えだという。加えて、9月現在で140本程度あるHDコンテンツも順次追加していく。 なお、9月1日にはアクトビラがデジタルテレビ向けVODサービス「アクトビラ ビデオ」を開始している。高橋氏は、「他のIP系放送サービスと同様に、地域に特化したコンテンツや基盤を持つのが当社の強みで、これらをもって各サービスに対抗していく」とコメントした。
■ ＵＲＬ ニュースリリース（PDF） http://www.jcom.co.jp/pdf/newsrelease/ja/20070905_ja.pdf J:COM オン デマンド http://www.jcom.co.jp/ondemand/index.html ■ 関連記事 ・ J:COMが広告メディア事業を強化。角川と「J:COM Walker」創刊 （村松健至） 2007/09/05 18:23 |
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