マイクロソフトは、ソーシャルカレンダー「Windows Liveカレンダー」ベータ版を開始した。日本語表示にも対応し、Windows Live IDを取得すれば無料で利用できる。
Windows Live カレンダーは、Web上で複数のユーザーとカレンダーを共有できるソーシャルカレンダー。これまでマイクロソフトが提供していた「MSNカレンダー」の後継サービスとして提供されるが、ユーザーは設定によりMSNカレンダーとWindows Live カレンダーを選択できる。
Windows Live カレンダーでは複数のカレンダーを作成でき、Windows Live IDを持つ他のユーザーと共有が可能。共有は予定や空き時間を表示する設定に加え、予定の編集やカレンダー自体を共同編集することも可能。カレンダーはWeb上に一般公開が可能で、Windows Live IDを持たないユーザーでも個別にカレンダーを閲覧できるURLやRSSも作成できる。
カレンダーは「日」「週」「月」「一覧」で表示切り替えが可能で、週の始まりを日曜日、月曜日に変更することも可能。スケジュールをアラートで通知することもできる。なお、MSNカレンダーでは各国の祝日に対応していたが、Windows Live カレンダーでは現在のところ設定できない。
他サービスとの連携も用意し、「Windows Live イベント」を利用してテンプレートから作成したイベント招待状の送付が可能。また、Outlookと連携し、「Outlook Connecter」を使うことでWindows Live カレンダーとOutlookを同期できる。
【お詫びと訂正】
Windows Live カレンダーは11月6日午前2時に公開されましたが、不具合のためすぐにサービスの公開を中止し、11月6日21時に再度公開されました。初出時の記事はWindows Live カレンダーの前身であるMSNカレンダーの内容となっていたため、内容を修正した上で再度公開いたします。