@niftyを運営するニフティは、2008年3月期 第3四半期(2007年4月~12月)における業績を1月31日付で発表した。
第3四半期の売上高は前年同期比14.2%増の686億9,700億円。一方、営業利益は52.9%減の10億7,000万円、経常利益は62.3%減の7億7,000万円、純利益は45.8%減の5億8,800万円と、いずれも前年同期から減少している。
ブロードバンド接続会員は、前年同期比で3万人増、2008年3月期 中間期から変わらずの168万人。このうち、FTTH会員は前期比10万人増、中間期比3万人増の93万人となった。ニフティでは、集合住宅向けFTTHサービスの価格改定による増収効果がほぼ予想通りに推移したほか、全体としてARPU値の高い商品への移行が進んだと説明。このため、プラットフォーム分野の売上高は617億4,000万円と、前年同期比16.2%増加したという。
利活用分野では、新規サービスや携帯電話対応サービスの充実によって、広告ビジネスの売上げが伸長。一方、デジタルコンテンツは有料コンテンツ購入者の新規獲得が厳しいものの、特徴ある商品としてペ・ヨンジュン主演の韓国ドラマ「太王四神記」の独占配信を開始したという。ただし、同分野の売上げ高は1.5%減少し、69億5,600万円に留まった。
なお、事業分野別の構成比はプラットフォーム分野が89.9%、利活用分野が10.1%。
■ URL
ニフティ IR情報ページ
http://www.nifty.co.jp/ir/
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(村松健至)
2008/02/01 11:48
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