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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
MSNが4月にリニューアル。「毎日使いたくなるポータルサイト」を目指す

 マイクロソフトは、ポータルサイト「MSN」のトップページを4月14日にリニューアルすると発表した。コンセプトは「毎日使いたくなるポータルサイト」で、3月31日にはベータ版の公開を開始した。


1年のリサーチを経てリニューアルを実施。画面幅は2サイズを用意

リニューアル後の「MSN」トップページ
 MSNは、世界42市場21言語で展開しているマイクロソフト運営のポータルサイト。レイアウトの設計・編集に関してはグローバル資産やノウハウを活用するが、各マーケットごとにユーザーニーズに合わせた強化を実施しているという。

 4月14日付けで実施されるトップページリニューアルに関しても、日本国内におけるラボでの調査、一部ユーザーを対象にしたベータ版公開などの事前リサーチを1年にわたって実施。その上で、マイクロソフトでは「毎日使うユーザーにとって機能的であるとともに、広告主にとっても効果的なブランド訴求できるものに生まれ変わる」としている。

 リニューアル後のトップページは、大画面PCでの表示に対応したワイド版とナロー版の2サイズを用意。ワイド版の横幅は950ピクセル、ナロー版は780ピクセルで、Webブラウザの幅を自動検知して適切なサイズを表示するという。

 画面中央タブには、ニュースやスポーツ、天気予報、エンターテイメントといったコンテンツを集約。MSNユーザーの関心が高いという金融や株価情報を画面左側の上部に配置した。

 画面左側には、「MSNビデオ」に投稿された動画の中からMSN編集部がピックアップした動画を3本表示。画面右側には居住地域や星座を設定することで、ユーザーに合わせた情報を表示するパーソナルモジュール欄も設けられる。

 レイアウトおよびナビゲーションの向上も実施。「Windows Live Hotmail」や「Windows Live メッセンジャー」のアイコンを目立たせるとともに、新着メール数も右上で確認できるようになった。

 広告スペースも一新され、従来画面右側に集中していた広告の配置を左右に振り分け、コンテンツになじむレイアウトになったとしている。リッチメディア広告に関しても、表示エリアをこれまでより拡大したという。


それぞれの特徴 広告スペースも一新する

MS笹本氏「新世代MSNへの第1歩」。連動施策参加者が抱負を語る

マイクロソフトの笹本氏

マリエ
 マイクロソフトの執行役常務 オンラインサービス事業部 事業部長の笹本裕氏は31日に開いた発表会の中で、「今回のリニューアルは新世代MSNへの第1歩」と発言。「今までとは異なる、ユーザー主導のポータルサイトを目指していきたい」と抱負を語った。

 同事業部 MSNメディアネットワーク エグゼクティブ プロデューサーのショーン チュー(Sean Chu)氏は、「MSNでは『MSN産経ニュース』や『Soapbox』などのサービスを順次展開してきたが、今回のリニューアルが最も大きなもの」とコメント。同氏は「31日0時にベータ版を開始したが、非常にシンプルで綺麗なレイアウトに変わった」と述べ、リニューアルの特徴を説明した。

 トップページのリニューアル以降も、資格やマネーコンテンツのリニューアルをはじめ、マガジンハウスと連携した「マガジンサーチ」の提供を予定。加えて、ラグジュアリーやGQ特集の第2弾のほか、6月の環境月間に合わせた環境特集を展開するという。チュー氏は、4月以降の具体的なPV目標は非公開としながらも「リニューアルするからには、それなりのPV数の増加を狙っている」と自信を示した。

 マイクロソフトでは、正式リニューアルに先立って「MSNリニューアル Transformキャンペーン」を3月31日から順次実施する。Soapboxを通じて出演者オーディションを行なう舞台企画「We舞台(ウェブタイ)」では、映画「ラスト・サムライ」や「バベル」などのキャスティングを手がけた奈良橋陽子氏が監修。12月に行なわれる東京公演は、水野敬也氏の小説「夢をかなえるゾウ」が舞台化されるという。

 また、4月18日に大阪で開かれるファッションイベント「MSN presents OSAKA IMPORT COLLECTION」の独占配信も実施。このほか、4月3日に日本代表が選出されるミス・ユニバース・ジャパン特集、TBSとのコラボレーションによるSoapbox利用のオーディション企画「帰ってきた!いかすバンド天国2008(仮題)」も行なわれる。

 発表会には、「MSN presents OSAKA IMPORT COLLECTION」に出演するマリエ、「We舞台」の奈良橋陽子氏と水野敬也氏が出席。マリエは、自身と“Transform”に関して「モデルという仕事をやっているので、常に変身していく必要がある」と語り、「常に進化、変化して、その姿を楽しんでもらいたい」と述べた。

 奈良橋氏は「We舞台を通じて、多くの応募者の動画を観ていきたい」とコメント。「何より大事なのは自分を試すための行動で、オーディションの当落にかかわらず等身大の自分を出して欲しい」と語った。

 水野氏は「(We舞台の原作になる)夢をかなえるゾウは、他の自己啓発本とは異なり、皆さんができるだけ実践できるような内容を書いている」と発言。「今回の舞台で素晴らしいのは、現実の世界で応募することができて、夢が叶えられること」とオーディションを通じて夢を叶える人が登場することに期待を寄せていた。


マイクロソフトのチュー氏 (左から)奈良橋氏と水野氏

関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=3402
  MSN
  http://jp.msn.com/

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(村松健至)
2008/03/31 16:53


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