Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
ソニー、無線LAN機能を搭載したネットワーク対応フォトフレーム「CP1」

Canvas Online(CP1)
 ソニーは、無線LANを搭載したネットワーク対応フォトフレーム「Canvas Online(CP1)」を5月17日に発売する。オープンプライスで、店頭予想価格は30,000円前後の見込み。本体カラーはホワイトとブラックの2色。

 CP1は、デジタルカメラで撮影した画像や音楽を表示できるデジタルフォトフレーム。約100MBまでの画像や音楽を内蔵メモリに保存できるほか、メモリーカードスロットやUSBポート経由でメモリカードやデジタルカメラの画像を再生することともできる。音楽と画像を同時に再生することも可能で、画像はスライドショー再生にも対応する。

 IEEE 802.11b/g準拠の無線LAN機能を搭載しており、ネットワーク経由で画像を再生できる機能も搭載。製品には「VAIO Media」が同梱されており、VAIO MediaをインストールしたPCや、DLNAに準拠した「ソニールームリンク」機能を搭載した機器の写真を再生できる。また、VAIO MediaをインストールしていないPCからも、Sambaによるファイル共有で画像を再生できるという。

 Googleの「Picasa ウェブ アルバム」、ウノウの「フォト蔵」にアップロードした画像を表示する機能も搭載。画像はCP1の画面に最大4分割して表示できるほか、新着の写真をLEDの点滅で通知する機能も備える。Picasa ウェブ アルバムおよびフォト蔵は専用機能での対応となり、各サービスで登録したアカウントを設定することで利用可能になる。

 同時に発表されたホームサーバー「HS1」との連動機能も搭載。ダイナミックDNSを利用したHS1のホームアクセス機能を利用し、インターネットを介してHS1内の画像をCP1で再生できる。RSSリーダー機能も搭載しており、「Yahoo!ニュース・トピックス」「Yahoo!天気情報」がプリセットされているほか、任意のRSSを登録することもできる。

 対応するメモリーカードはメモリースティック/PRO、メモリースティック Duo/PRO Duo、SD/SDHCカード、コンパクトフラッシュで、対応する画像ファイルはJPEG/BMP/PNG/GIF、音楽ファイルはMP3/WAV。

 本体サイズは177×33×133.5mm(幅×奥行×高、スタンド含まず)、重量は約530g。OSはTimesys Linux 2.6.19を、CPUはi.MX31(ARM11 400MHz)を採用。メモリは512MB(ユーザー使用領域は約100MB)で、約85MBが画像用、約15MBが音楽用領域に割り当てられている。ディスプレイは約1677万色表示が可能な7インチ液晶で、解像度は800×480ピクセル。

 無線LANセキュリティは64/128bitのWEP、WPA(TKIP/AES)をサポート。バッファローの無線LAN設定システム「AOSS」も搭載し、AOSS搭載無線LANルータであればPCを介さずボタン操作のみで無線LAN設定が完了する。


関連情報

URL
  ニュースリリース
  http://www.sony.jp/CorporateCruise/Press/200805/08-0507/


(甲斐祐樹)
2008/05/07 16:18


BB Watch ホームページ
Copyright (c) 2008 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.