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【 2009/12/25 】 【 2009/12/24 】 |
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| ヤマハ、無線LAN機能搭載のホームミュージック・ネットワークシステム | ||||||||||||||||||||||||
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MusicCASTは、デジタルオーディオサーバーの「MCX-1000」、デジタルオーディオターミナル「MCX-A10」と専用のスピーカーシステム「MCX-SP10」（2本1組）から構成される。製品価格はオープンプライスだが、店頭予想価格でMCX-1000は20万円前後、MCX-A10は7万円前後、MCX-SP10は13,000円前後となる見込み。 サーバー側のMCX-1000およびクライアント側のMCX-A10は、ともにIEEE 802.11bに準拠した無線LAN機能を搭載。MCX-1000に対し、最大5台までMCX-A10を無線LAN接続できるほか、両製品に搭載される10BASE-T/100BASE-TXのイーサネットポートを介して有線LAN接続することで、無線LAN、有線LAN接続合わせて最大7台までMCX-A10を接続できる。なお、音楽ファイルの再生はMCX-1000でも可能となっている。 ネットワーク設定は手動で行なうことも可能だが、メニュー画面からネットワーク自動設定機能を利用することでIPアドレスの自動設定や、クライアントの自動登録などが行なわれる。サーバーとクライアント間の通信は、ヤマハ独自の暗号化技術を使用しているため、他の無線LANおよび有線LAN機器を接続してもクライアント側端末として利用することは出来ない。 また、音楽ファイルは全ての端末で同時再生が可能だが、リニアPCMモードで録音されたファイルは同時1台のみしか再生できない。なお、1台の端末がリニアPCMモードのファイルを再生中の場合でも、残りの端末はMP3モードのファイルならば同時に再生できるという。 MCX-1000は、80GBのハードディスクを搭載し、リニアPCMモードでは最大100時間、圧縮レート160kbpsのMP3形式では最大1,000時間の音楽ファイルを保存できる。また、リニアPCMモードで保存されたファイルをCD-R/RWメディアに録音可能なオーディオCDレコーダー機能も装備している。 そのほか、MCX-1000本体には、約35万アルバムの曲名情報を収録したGracenote CDDBを内蔵。音楽CDを入れるだけでアルバム名や曲名などを自動表示できるほか、最新タイトルに関してはインターネット上から検索することで情報を表示することができる。また、任意の曲を選択できるブックマーク機能や、リスト化するプレイリスト機能、指定するクライアント側端末を希望する時刻に自動再生させるタイマー機能などを装備している。 ヤマハでは6日、ホームミュージック・ネットワークシステム「MusicCAST」の発売に先立って記者会見を行なった。同社執行役員の田丸卓也氏は「音楽を楽しむ、いい音を楽しむという目的に沿ったシステムを作ろうという所にポイントをおいた」とMusicCASTの開発コンセプトを語り、パソコンやホームサーバーなどを利用した音楽配信などとは考え方が異なっていると述べた。 なお、コピーコントロールCD（CCCD）をMusicCASTに録音できるかどうかについて、AV・IT事業本部プロダクトマネージャーの近藤博氏は「（MusicCASTでは）音楽CDに対応しているが、音楽CD規格以外のCDについては再生および録音ができるかもしれないし、できないかもしれない」と述べるにとどまり、言明は避けた。
■ ＵＲＬ ニュースリリース http://www.yamaha.co.jp/news/2003/03080601.html ■ 関連記事 ・ ヤマハ、スループットを高速化したVoIP対応ルータ「RT57i」 （村松健至） 2003/08/06 19:40 |
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