WiMAXモジュールを内蔵した「Centrino2プロセッサー・テクノロジー」(以下、Centrino2)を搭載するノートPCが7月以降に製品化される見込みだ。UQコミュニケーションズのモバイルWiMAXサービス「UQ WiMAX」が開始したことを受け、インテルが26日に明らかにした。
インテルでは今後、WiMAXサービスの普及に向けた取り組みを加速させると説明。具体的には、WiMAXの商用サービスが始まる7月以降、無線LANとWiMAXの両方をサポートする通信モジュール「WiMAX/Wi-FiLink 5050番台」を内蔵したCentrino2搭載ノートPCが順次製品化されるように、国内外のPCメーカーと協力しているとした。
インテルでは、この通信モジュールを搭載したノートPCを購入したユーザーは、Webによる簡単な登録作業で無線LANとWiMAXが利用できるようになると説明。屋内や無線LANスポットでは無線LANを、それ以外の場所ではWiMAXに接続するなど、相互に補完しあうことでユーザーの利便性を高められるとしている。
インテルのWiMAXへの取り組みについては、PC関連メーカーが賛同のコメントを発表。ASUSジャパン、エプソンダイレクト、オンキヨー、クラリオン、シャープ、ソニー、デル、東芝、日本エイサー、NECパーソナルプロダクツ、日本ヒューレット・パッカード、パナソニック、富士通、レノボ・ジャパンの14社が、WiMAX対応製品への期待を示した。
■ URL
ニュースリリース
http://www.intel.co.jp/jp/intel/pr/press2009/090226a.htm
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(増田 覚)
2009/02/26 19:36
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