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【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
アイ・オー、DLNA 1.5やDTCP-IP対応の新型NAS「LAN DISK AV」

HVL1-Gシリーズ
 アイ・オー・データ機器は、LAN接続型HDDの新製品「HVL1-Gシリーズ(LAN DISK AV)」を4月下旬に発売する。標準価格は500GBモデルが2万2050円、1TBモデルが3万975円。

 HVL1-Gシリーズは、DLNA 1.5対応のメディアサーバー機能と著作権保護技術「DTCP-IP 1.2」に対応した製品。アイ・オーのネットワークプレーヤー「AV-LS500VX」をはじめ、各社が発売するDLNAおよびDTCP-IP対応の液晶テレビを使って、HVL1-Gシリーズに保存したコンテンツをネットワーク経由で再生できる。

 加えて、東芝の液晶テレビ「REGZA」ZH7000/Z7000/ZH500/ZV500シリーズと連携して、DTCP-IPで保護されたデジタル放送のダビングが可能。REGZAの番組保存先としても利用できる。また、アイ・オーの地上デジタルチューナーを使ってPCに保存した番組のコピー、ダビングにも対応する。

 2台の「LAN DISK AV」を組み合わせて、著作権保護されたコンテンツをムーブできる機能も用意。例えば、ダビング10を使って本製品にコピーしたテレビ番組を、もう1台の製品にムーブが可能になるという。なお、DTCP-IP対応コンテンツの通信は、同時2ストリームまでになる。


本体背面 機器間ダビングは設定画面から操作できる

 6月には加えて、「スカパー!HD」チューナーと連携した録画機能、東芝のHDDレコーダ「VARDIA」RD-X8/RD-S503/RD-S303に番組をムーブできる機能も提供する予定。いずれもファームウェアは無償で公開される。

 有線LANインターフェイスは、10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T×1ポートを搭載。本体にはeSATA×1ポート、USB 2.0×2ポートを搭載し、外付けHDDに保存したファイルをLAN共有できる。本体サイズは約42×195×147mm(幅×奥行×高)で、重量は約1.4kg。

 合わせてアイ・オーは、2008年4月に発表したLAN接続型HDDの2TBモデル「HVL4-G2.0」を、現行の11万1615円から7万5810円に3月18日付で値下げする。18日には、HVL1-Gシリーズと同等機能を利用できる新ファームウェアも公開し、製品愛称をHVL1-Gシリーズと同一の「LAN DISK AV」にする。


HVL1-Gシリーズ右にあるのが「スカパー!HD」STB。6月に録画対応する予定 「HVL4-G2.0」も同等機能が利用可能になる

関連情報

URL
  アイ・オー・データ機器
  http://www.iodata.jp/

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(村松健至)
2009/03/17 18:21


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